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北川真貴さん - 日本アーユルヴェーダ・スクール

アーユルヴェーダ

卒業生インタビュー

※文中のAYVは「アーユルヴェーダ」です。
2016年1月21日 応用1クラス11期 北川真貴さん(助産師・看護師)

 

現在は助産師として、助産院の産後ケア施設で働いています。
子供を産んで半年までの人が宿泊したり、一日だけデイケアで来る方のために
掃除や洗濯、食事など身の回りのお世話をしながら、何か困っていることがあれば
相談にのったりケアしたりすることがメインです。母乳外来もやっているので
トラブルを抱えてきた人のケアをしたり、出張もしています。

AYVを学び始めたきっかけは何ですか?

ずいぶん前ですが、本でAYVを知りました。もともと大学病院で助産師をやっていましたが、西洋医学の限界を感じていた時にアロマセラピーを知り、アロマセラピーから色々な代替医療に興味を持ち、雑誌でAYVを知り楽しいな、と思ったところからどんどん深く入っていきました。そのうちに、学校でちゃんと学びたいと思い始めました。独学で本を読んでいても、ドーシャの事、体質の事、チェックシートを見ても何が何だか分からないし…代替医療の分野からAYVに入っていきました。

色々な方法でAYVを勉強できたと思いますが、通学でAYVを勉強したいと思った理由は何ですか?

独学の限界を感じたのと、私が最初に見た本で紹介していたのはマハリシAYVで、蓮村先生の本を読んだり、実際カウンセリングを受けてみて、アドバイスも2回位受けてみましたが、結局その時のことしか分からない、応用ができないので、毎回アドバイスを受けるしかないのかな?と思った時に、AYVの本質、AYVは何なんだろう?という事をを知りたいと思ったからです。 誰かに何かするということよりも、まずは自分に(AYVの知識を)活かしたかった。自分が納得して、自分の身体でいろいろ試してみたりしたかったので、もう学校に行っちゃおう!と思いました。

数あるスクールのうち、日本AYVスクールに入学しようと思ったのはなぜですか?

AYVにはまりはじめた頃、ちょうど職場に(日本AYVスクールの)卒業生が入ってきてスクールの事を知りました。それと並行して、AYVの学校を何箇所か調べていた時に、ここ(日本AYVスクール)が一番講師陣がしっかりしていそうだと感じたし、古典に基づいているというのが大きくて、ここだったらちゃんとしたことを学べるのでは、と思いました。

好きな科目は何ですか?

ディナチャリヤ(一日の過ごし方)です。自分ではなかなか実行できないこともありますが、理論だけだと頭がグルグルしちゃう時に「とにかくやる!」というのが分かりやすいし、やったら効果があるので、実行することと、読むこと(理論を勉強すること)を同時に深めていったら楽しいだろうな、と思います。
私は頭でっかちなところがあって、全部知りたい、全部を知って納得したことじゃないと外に出したくない!と思ってしまうのですが、AYV(の学習法)では実践をどんどんして、勉強して、勉強したことを出していくこが大事だと言っていて感動しました。
知識も大事ですが、それを自分でも実行して、人に伝えていくことで、また知識も深まって行くのかな、と思っています。
薬草やハーブは、日本ではハードルが高くて「えっ」と思われてしまうけど、ディナチャリヤはやれることがいろいろあって、取り入れやすいと思います。

合宿について

周りの人と話さず、もくもくとご飯を食べたことが家では出来ない貴重な経験でした。話したいな~と思ってしまいましたが。
都会の日常と離れて、ディナチャリヤに集中できる環境がすごくいいなと思います。
家で同じことをしようと思ってもどうしてもできないです。
食事もAYV的な食べ物が出てきたり、河口湖で生活をしながら学べることは楽しみです。
合宿でクラスメイトと仲良くなれるので、合宿後のスクール生活がより楽しくなりました。

AYVを勉強して生活に変化はありましたか?

勉強する前と後では生活の仕方が違います。スクールで学んでからは自分で、自分の身体のことを考えられる様になったし、自分の身体のことが分かるようになって、より敏感になりました。
私は食べ過ぎがちなので、食事を軽くすると身体が軽くなったり、食べ過ぎると身体が重くなったり如実に分かります。とはいえ、食生活はなかなか変わらないのですが、変わらないながらもハメの外し方が小さくなりました。(笑)
また、気持ちの面でも変化がありました。
スクールに来る前は知識が先行していて、アレもしちゃいけない、コレもしちゃいけない、
なのにやってしまっているという苦しさがありましたが、AYVでは一つ一つの善し悪しだけでなく、気持ちの上での満足感も大事にしていて目から鱗でしたし楽になりました。

どんな方にAYVを知って欲しい、役立つはず!と思いますか。

助産師なので、助産院に来るお母さん達にはAYVの知識を活かしていきたいと思ってます。
産後のお母さんの乳腺のケアや、気分の浮き沈みなどに活かしていけたらいいなと思う。
産後間もない大事な時期の方がいらっしゃるので、オイルマッサージや食事などでAYVのエッセンスを取り入れたらいいのでは?と思います。
都心に住んでいてサポートがなく、初めての育児で身体がボロボロになってしまう人が多いので、ゆっくり休んでもらい、身体を丈夫にするようなことができたらいいな、と思います。

意外だったことは?

結構おおらかだったことです。もっとストイックなのかと思っていました。
オイルを沢山使う事にも驚きました。穴という穴にオイルを入れることに驚いたし、使う量の多さにも驚きました。
目にハチミツとかギーとか、そんな所にそんな物を入れてしまうんだ!とビックリしましたが、やってみると心地良かったです。

これからの展望は?

大きな話になっちゃいますが…AYVは素晴らしい!と思っているので、どんどん広まっていけばいいなと思っているので、今は様子をうかがってますが、打ち出していきたいです。
いまAYVを知らない人にもAYVを知ってもらいたいです。
私のベースは助産師なので、助産師とAYVを融合させて産後ケアに活かして、お母さん達を癒して元気にしていきたいです。

AYVはあなたにとって何ですか?

ぶれない軸です。
その時々で他にもいいな、と思う健康法などはありますが、助産師であることとAYVをやっているということは自分の基本の軸です。

日本AYVスクールおすすめポイント

実習もたくさんあるので、知識と実践をバランスよく学べるところです。
AYVを教える人は増えてきているけど、日本アーユルヴェーダ・スクールでは、実習もあり、合宿もあり、知識もあり、テキストもしっかりしていて、講師陣が質問にちゃんと答えてくれますし、トータルで学ぶことができます。